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繊研新聞社業務局 仕事ラボ

企業研究

ローソンソフトウエア ジャパン株式会社

ファッション業界に特化した戦略でカテゴリーナンバーワンへ。

ファッション業界に特化したERPパッケージ「M3」が注目を集めている。販売・導入コンサルテーションを行っているローソン ソフトウエア ジャパンの木田詞康社長に特徴と業界特化戦略を聞いた。

― 業務内容をお聞かせください

経営資源の有効活用を実現する統合型(業務横断型)ソフトウエアであるERP(Enterprise Resource Planning)パッケージ「M3」のベンダーです。本社はアメリカのミネソタ州にあり、世界40カ国、約4100社にソフトウエアとビジネスソリューションを提供しています。

― 日本では、とりわけファッション業界の開拓に力を入れていますね

M3はファッション、食品・飲料、流通など特定の業界向けの機能が充実しているのが特徴です。中でもファッション業界には特に力を入れています。当社は95年にスウェーデンのインテンシア インターナショナルの日本法人インテンシア ジャパンとして設立されました。インテンシア社がローソン ソフトウエアに買収されたのに伴い、06年に現社名に変更した経緯があります。インテンシア社はヨーロッパ、中でもフランスで多くの著名なラグジュアリー・ファッションブランドにERPパッケージを提供してきました。その実績と経験がM3に生かされているのです。例えば、ファッション業界では、シーズンごとに製品の入れ替わりが頻繁で、デザインや色など管理項目も多くなりますが、M3では製造業向けのパッケージ・ソフトと比較して、より詳細な管理項目を持てるようになっています。業界に特化した優位性は、世界中で約350社のファッション・アパレル企業で導入されていることからも実証されていると思います。

― M3について、わかりやすく解説していただけますか?

特徴の一つは「見える化」です。例えば、営業がある商品を受注したとします。従来は、受注システムにデータを入力し、在庫管理システムで在庫を確認し、発注システムで発注して出荷するといったように別々の作業が必要でした。M3なら、受注のデータを入れると、在庫確認画面が表れ、在庫があれば引き当てて出荷、なければ製造オーダーをするかどうかの確認画面に切り替わります。その後の財務情報まで含めてリアルタイムに把握でき、いつでもビジネス状況が「見える」のです。リアルタイムなことが、結果として経営の効率化や経営判断の迅速化につながっていくのです。二つ目は、業務プロセスの標準化です。パッケージには様々な要素が組み込まれており、業界特有の要求を満たすように設計されています。ファッション業界のスタンダードな業務プロセスを導入することにより、レスポンス時間の短縮や在庫の圧縮、製造コストの削減といった効率が高まり、これまであった目に見えない無駄の排除につながります。

― 新しくスタッフを募集しますね

経済環境は良いとはいえませんが、こんな時こそ逆に業容を拡大するチャンスだと考えています。求めているのは、ファッション業界での実務経験が豊富で、業界の変革に寄与したいという前向きな意志を持った方です。導入コンサルタントの仕事は、M3をどのように活用すれば仕事の質、効率を上げられるかをクライアントと一緒になって考え、業務内容に合わせて「最適化」する提案を行うことです。ITのスキルがあれば、それに超したことはありませんが、それよりもファッション業界の特殊性や業務プロセスに精通しているほうがより重要な資質です。私どもはファッション業界でM3を導入すれば間違いなく成功するといわれるような、カテゴリーナンバーワンの企業を目指しています。そのためにも、「あの企業をクライアントにしてみせる」といった、フロンティア精神のある方を歓迎します。

木田詞康(きだ・のりやす)氏

ローソンソフトウエア ジャパン株式会社
社長
木田詞康(きだ・のりやす)氏

1978年、システムインテグレーター企業に入社。システムエンジニアとして活躍後、営業に転じる。2006年、営業本部長として入社。08年5月より現職。好きな言葉は「和」。「外資企業は権限と責任が明確な縦社会ですが、仕事をスムーズに行うためにも和の心を忘れずにチームワークを大切にしたい」。

【お問い合わせ】

03-4360-5534(代表)

http://www.lawson.com/Japan